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2024年05月17日
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ゴティックメード

2012年11月08日
実は11/2に見に行ってた自分でございます。

友人と二人。それほど広くない映画館とはいえまばらな客。予想通りでした。
ついでに若い奴らがいなくて自分たち二人が浮いてしまうとかいう状況。

で、内容ですが、
結論を言っちゃうと
1.ぶっちゃけ映画としては不出来。
2.FSSファンとしてみれば繋がる設定のおかげで映画終了直後は気分がいい
3.しかし、冷静になると「それは違うだろ」という事に気付く

つまるところ中の下の下です。

ここから先は多少詳しく書くのでネタバレるかもしれませんが
ばれたところで悪い意味で問題ない作品なので隠したりしません。

作画・基本気合いが入ってますが、ところどころ明らかに違和感、崩れがあります。
    
    戦闘シーンはFSSの設定をそのまま映像化してます。
    漫画じゃ判らない「一般人にはとらえられない動き」ってやつです。
    しかしそのせいで手抜き仕上がりです。
    やりたいことは判るけど、もうちょっとどうにかできなかったものかなーと。
    時間はむっちゃあったわけだしさ。もっとすごいことできたろうに。
    (ちなみにスタッフロールにある「アニタス神戸」というスタジオは
     ごく最近できたものです。昔から作画作業をしていれば
     そんなところに仕事が回ってるはずないのですが)

    ついでにその戦闘シーン、1回だけでしかもちょー短いです。
    漫画と同じ構成なので映画にしちゃうと肩透かし感がやばいです。
    ほとんど絵が止まってる起動シークエンスのほうが長いです。
    
お話・あってなきがごとし。
    主人公たちの心情もいつの間にか変わっててくっつきます。
    見てただけでそこまで感傷深くなることはねーよと。
    戦闘が一回だけ、というのもあって終わり方は完璧に尻切れトンボです。
    エンディング後に本気エンディングが始まってFSSのキャラがでてきます。
    ここで登場キャラのフルネームも出てきてFSSとのつながりが判りますが、
    ネット上でよく見る
    「トリハロンが○○でべリンが○○で、不思議生物は○○と予想」
    みたいな意見はほぼ100%正解です。完全に予想通りです。
    そしてここがこの映画最大の盛り上がりどころです。
    いや、違うだろ。映画ってそんなことするもんじゃねーよ。
    100歩ゆずってもそこが一番面白いのはいかんだろ。 
    さらにその面白さも見終わって映画館を出るころには「どうでもいい」と思い始める程度。

    やばい。糞すぎる。

一緒に見に行った友人なんか終了直後から非難轟々で「糞」を連発してました。
そこまで言うことはなくてもどうにもビミョーなものです。
せめてあと一回戦闘シーンがあればよかったのですが。

そんな酷いものを作ってくれたような気がした永野護ですが、
スタッフロールに名前がなかった気がします。
友人曰く「ギター演奏のとこにあった」らしいです。
え?まじ??角川さんも流石にキレてるんだろうか?
こりゃ、FSS再開できねぇかもしれませんぜ。
一応、FSSの宣伝は入ってたんだけどなー。

追記・
内容がないよう、な映画なのでPVでほぼ全エピソードが網羅されてます。
PVで判らないのはべリンの性格とエンディングぐらいです。
そこを見るために1000円以上払う気がある人は見に行ってください。
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